Android

Xperia 5 IIのスペック・特徴・ベンチマークまとめ

auおよびソフトバンクから2020年10月17日発売、ドコモから2020年11月12日発売「Xperia 5 II」の価格・詳細スペック・性能・特徴・ベンチマーク・対応バンドを解説。

6.1インチ有機ELディスプレイを搭載し、Snapdragon 865を内蔵、RAMは8GB、バッテリー容量は4,000mAhです。

Xperia 5 II ベンチマークスコア

ベンチマークスコアとは、CPU・GPUといった端末の総合的な性能を計測する上で指標となる数値です。

※ AnTuTu/GeekBenchの2種類のスコアを掲載していますが、同じ端末であっても計測した時の状況やバージョンによってスコアに差がでる場合があります。また、実機のスコアが判明していない端末については、同じSoCを搭載した端末のスコアを参照しています。

AnTuTu(V8)

ベンチマークスコア
Total550729
CPU178145
GPU206516
MEM82413
UX83655

Geekbench 5

ベンチマークスコア
Single905
Multi3350

Xperia 5 II ベンチマーク総評

AnTuTuスコア
  • ハイエンド:45万 以上 ~
  • ミッドレンジ:20万 以上 ~ 45万 以下
  • エントリー:20万 以下

「Xperia 5 II」はSnapdragon 865を搭載しており、AnTuTuの総合ベンチマークスコアは55万前後で2020年発売時点では、ハイエンドクラスの性能です。

通話・メール・SNS・Webサイトの閲覧・動画視聴等の通常利用に特に問題なく、3Dゲーム等の負荷のかかるアプリに関しても特に問題なく動作するでしょう。

Xperia 5 II 詳細スペック・性能

基本情報
名称Xperia 5 II
メーカーSONY
発売価格99,000 円(ドコモ)
109,425 円(au)
115,200 円(ソフトバンク)
カラーブラック
グレー
ブルー
ピンク
パープル(ドコモオンラインショップ限定)
発売日2020年10月17日(au, ソフトバンク)
2020年11月12日(ドコモ)
本体仕様
ディスプレイ約6.1インチ
有機EL シネマワイド™ディスプレイ
HDR対応
120Hz駆動
画面解像度2,520 x 1,080(FHD+)
21:9(アスペクト比)
画面密度449ppi
サイズH:158.0mm
W:68.0mm
D:8.0mm
重量約163g
システム仕様
OSAndroid™ 10
SoCQualcomm®Snapdragon™865 5G Mobile Platform
CPUオクタコア 2.8GHz+1.8GHz, Kryo 585, 64-bit, 7 nm
GPUAdreno 650
RAM8GB
ROM128GB
外部ストレージmicroSD/microSDHC/microSDXC(最大1TB)
カメラ
アウトカメラ①12.2MP 標準レンズ
焦点距離:24mm
F値(絞り):F1.7
デュアルフォトダイオード
ハイブリッド手ブレ補正(光学式+電子式)
アウトカメラ②12.2MP 望遠レンズ
焦点距離:70mm
F値(絞り):F2.4
ハイブリッド手ブレ補正(光学式+電子式)
アウトカメラ③12.2MP 超広角レンズ
焦点距離:16mm
F値(絞り):F2.2
デュアルフォトダイオード
インカメラ8MP
F値(絞り):F2.0
ビデオ撮影4K UHD ビデオ撮影 120fps(3840×2160)
FHD ビデオ撮影 60fps(1920×1080)
HD ビデオ撮影(1280×720)
DxOMarkスコア
充電・バッテリー
バッテリー容量4,000mAh
電源機能急速充電(USB PD)対応
いたわり充電
STAMINA®モード
ワイヤレス充電
機能・センサー
生体認証指紋認証
センサー加速度計
ジャイロセンサー
コンパス
気圧計
コネクタUSB Type-C
イヤホンジャック搭載
GPS搭載
ネットワーク機能NFC/FeliCa
防水・防塵防水(IPX5/IPX8)、防塵(IP6X)
ネットワークと接続性
3G800, 850, 900, 1700/2100, 1900, 2100
4G/LTE1 (2100), 2 (1900), 3 (1800), 4 (1700), 5 (850), 7 (2600), 8 (900), 12 (700), 13 (700), 17 (700), 19 (800), 20 (800), 25 (1900), 26 (850), 28 (700), 29 (700), 32 (1500), 34 (TDD 2000), 38 (TDD 2600), 39(TDD 1900), 40(TDD 2300), 41(TDD 2600), 46 (TDD 5200), 48(TDD 3600), 66 (1700/2100)
5Gn1, n3, n8, n28, n77, n78, SA, NSA
Wi-Fi規格802.11 a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth5.1
SIM規格nano-SIM

Xperia 5 IIの特徴

「Xperia 5 II」の特徴について、簡単な解説です。

シーンごとに、レンズを自在に切り替え。

狭い空間でもフォトジェニックな写真が撮れる超広角レンズ、遠くにいても表情をはっきりとらえる望遠レンズ、そしてディテールまで質感豊かに表現する標準レンズ。

本格的な撮影が楽しめるPhotography Proなら、デジタル一眼カメラαにも搭載されている、スピード性能を継承した本格機能が手軽に楽しめます。

驚くほどスムーズな動きと優れたタッチ性能。

Xperia初となる120Hz駆動ディスプレイに加え、黒画挿入による240Hzの残像低減技術を搭載。

さらに、最大240Hzの高速タッチ検出が可能になり、複雑な指の動きにもしっかり反応。

ずっと聴いていたくなるほど高音質。

3.5mmオーディオジャックを搭載し、お手持ちの有線ヘッドホンを変換ケーブルなしで使用できます。

音楽CDの約3~6倍の情報量を誇るハイレゾを再生でき、ワイヤレスでも多くの情報量を伝送できるLDACに対応しており、伝送しても音の劣化が少ない高音質を楽しめます。

さらに、圧縮音源(MP3、AACなど)をハイレゾ相当の高解像度音源に変換する「DSEE Ultimate」を新たに搭載し、圧縮により失われた音をよりハイレゾに近い高音質で聴くことができます。

21:9マルチウィンドウ。

約6.1インチ、21:9の大画面だから、2画面にしても閲覧性が抜群。

2つのショッピングサイトを見比べたり、ニュースを見ながら気になる情報を検索したりと、様々な使い方ができます。

※ アプリの仕様により、非対応の場合があります。

4000mAhの大容量バッテリー。

Xperia史上最大容量の4,000mAhバッテリーを搭載し、急速充電(USB PD)にも対応しています。

また、「STAMINAモード」をONにすると、消費電力の少ないダークテーマが有効になり、バッテリーの残量や使用状況に応じて、節電レベル(電池持ち優先/バランス)を選択できます。

Xperia 5 II 対応バンド

Xperia 5 IIの4G LTEおよび5G対応バンドについての解説です。

海外SIMフリー版の対応バンドを参考にしています。

※ SIMフリー版とキャリア版では販売元ごとに対応バンドが違っていることがあり、表記の通りにならない場合があります。詳細は、各携帯事業者の公式サイトでご確認ください。

ドコモ、IIJ等MVNO

対応バンド(4G)周波数帯対応状況
12.0GHz
31.7GHz
19800MHz
211.5GHz
28700MGHz
423.5GHz
対応バンド(5G)周波数帯対応状況
n783.5GHz
n794.7GHz
n25728GHz

4G LTEは全国をカバーする主要周波数帯のバンド1、東名阪の高速通信バンド3、地下や郊外を担当するプラチナバンドの19に対応。

ドコモで重要な4Gバンドである1、3、19のすべてに対応しており、5Gバンドはsub6にのみ対応しています。

au、UQモバイル

対応バンド(4G)周波数帯対応状況
12.0GHz
111.5GHz
18800MHz
26800MHz
28700MHz
412.5GHz
423.5GHz
対応バンド(5G)周波数帯対応状況
n773.7GHz
n783.5GHz
n25728GHz

4G LTEは全国をカバーする主要周波数帯のバンド1、地下や郊外を担当するプラチナバンドの18を内包する26に対応。そのほか、高速通信方式であるTD-LTE(WiMAX 2+)のバンド41にも対応しています。

auで重要な4Gバンドである1、26に対応しており、5Gバンドはsub6にのみ対応しています。

auの場合、相互接続性が確認されていない端末ではVoLTEが繋がらないことがありますので、事前に確認することを推奨します。

ソフトバンク、ワイモバイル

対応バンド(4G)周波数帯対応状況
12.0GHz
31.7GHz
8900MHz
111.5GHz
28700MHz
412.5GHz
423.5GHz
対応バンド(5G)周波数帯対応状況
n773.7GHz
n25728GHz

4G LTEは全国をカバーする主要周波数帯のバンド1、サブバンドの3、プラチナバンドの8に対応。

ソフトバンクで重要な4Gバンドである1、3、8に全てに対応しており、5Gバンドはsub6にのみ対応しています。

なお、ソフトバンクのAndroid SIMは、SIMと端末が紐づけられており、対応していない端末ではUSIMカードの交換が必要となります。

楽天モバイル

対応バンド(4G)周波数帯対応状況
31.7GHz
18800MHz
対応バンド(5G)周波数帯対応状況
n773.7GHz
n25728GHz

4G LTEは楽天自社回線であるバンド3と、5Gはsub6にのみ対応。

楽天自社回線に対応していますが、楽天回線対応端末以外は通信接続できない場合がありますので、事前に公式サイトで確認することを推奨します。

購入・取り扱い先

Xperia 5 IIは、以下の事業者および販売店で取り扱われています。

取扱事業者
  • ドコモ
  • au
  • ソフトバンク

その他、海外ではSIMフリー版が販売されています。