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iPad mini(第5世代)のスペック・性能・特徴・ベンチマークまとめ

iPad mini(第5世代)が2019年3月18日に発表され、Apple Storeで即日販売が開始し、同年3月30日から順次出荷されます。

前モデルのiPad mini 4の発売から約3年半ぶりの発売です。

モデル番号はWi-Fiモデルが「A2133」、セルラーモデルが「A2124、A2126」です。

7.9インチRetinaディスプレイを搭載し、A12 Bionicチップを内蔵、メモリは3GB、バッテリー容量は5124mAhとなります。

iPad mini(第5世代) ベンチマークスコア

ベンチマークスコアとは、CPU・GPUといった端末の総合的な性能を計測する上で指標となる数値です。

※ AnTuTu/GeekBenchの2種類のスコアを掲載していますが、同じ端末であっても計測した時の状況やバージョンによってスコアに差がでる場合があります。また、実機のスコアが判明していない端末については、同じSoCを搭載した端末のスコアを参照しています。

AnTuTu(V8)

Total453813
CPU144176
GPU181331
MEM55361
UX72936

Geekbench 5

Single-Core1110
Multi-Core2785
Metal4534

iPad mini(第5世代) ベンチマーク総評

iPad mini(第5世代)には、2018年9月に発売したハイエンドスマートフォン「iPhone XS/XS Max」と同じプロセッサが搭載されており、端末の性能も同等程度です。

2019年発売時点では、アプリを利用した通話・メール・SNS・Webサイトの閲覧・動画視聴等の利用に特に問題はなく、ゲームアプリに関しても殆どが快適に動かせるでしょう。

iPad mini(第5世代) 詳細スペック・性能

基本情報
名称iPad mini(第5世代)
メーカーApple
発売価格Wi-Fiモデル
64GB:45,800 円
256GB:62,800 円

Wi-Fi+Cellularモデル
64GB:60,800 円
256GB:77,800 円
カラーシルバー
ゴールド
スペースグレイ
発売日2019年3月18日
本体仕様
ディスプレイRetinaディスプレイ
7.9インチ(対角) LEDバックライトMulti-Touch(IPSテクノロジー搭載)
500ニトの輝度
耐指紋性撥油コーティング
フルラミネーションディスプレイ
反射防止コーティング
1.8%の反射率
広色域ディスプレイ(P3)
True Toneディスプレイ
画面解像度2,048 x 1,536
4:3(アスペクト比)
画面密度326ppi
サイズH:203.2mm
W:134.8mm
D:6.1mm
重量Wi-Fiモデル
300.5g

Wi-Fi+Cellularモデル
308.2g
対応するApple PencilApple Pencil(第1世代)
対応するキーボード
システム仕様
OSiPadOS
SoCA12 Bionicチップ
Neural Engine
組み込み型M12コプロセッサ
ストレージ容量64GB/256GB
RAM3GB
カメラ
アウトカメラ8 MP
ƒ/2.4絞り値
5枚構成のレンズ
ハイブリッド赤外線フィルタ
裏面照射
Live Photos
写真とLive Photosの広色域キャプチャ
オートフォーカス
パノラマ(最大43MP)
写真のHDR
露出コントロール
バーストモード
タップしてフォーカス
タイマーモード
自動手ぶれ補正
写真へのジオタグ添付
ビデオ撮影1080p HDビデオ撮影(30fps)
720p(120fps)スローモーションビデオに対応
手ぶれ補正機能を使ったタイムラプスビデオ
ビデオの手ぶれ補正
3倍ビデオズーム
ビデオへのジオタグ添付
フロントカメラFaceTime HDカメラ
7MPの写真
ƒ/2.2絞り値
1080p HDビデオ撮影(30fps)
Retina Flash
写真とLive Photosの広色域キャプチャ
写真とビデオの自動HDR
裏面照射
バーストモード
露出コントロール
タイマーモード
充電・バッテリー
バッテリー容量5124mAh
Wi-Fiでのインターネット利用、ビデオ再生、オーディオ再生:最大10時間
携帯電話データネットワークでのインターネット利用:最大9時間
高速充電
ワイヤレス充電
機能・センサー
生体認証Touch ID(指紋認証)
センサー3軸ジャイロ
加速度センサー
環境光センサー
気圧計
コネクタLightning
スピーカー2スピーカーオーディオ
イヤホンジャック
GPSWi-Fiモデル
非搭載

Wi-Fi+Cellularモデル
Built‑in GPS/GNSS
ネットワーク機能Apple Pay(アプリ内とウェブ上でのiPadでの支払い)
防水・防塵
ネットワークと接続性
対応バンド Wi-Fi+Cellularモデル
FDD-LTE:1 (2100) / 2 (1900) / 3 (1800) / 4 (1700/2100 AWS) / 5 (850) / 7 (2600) / 8 (900) / 11 (1500) / 12 (700) / 13 (700) / 14 (700) / 17 (700) / 18 (800) / 19 (800) / 20 (800) / 21 (1500) / 25 (1900) / 26 (850) / 28 (700) /29 (700) / 30 (2300) / 66 (1700/2100)
TD-LTE:34 (2000) / 38 (2600) / 39 (1900) / 40 (2300) / 41 (2500) / 46(5200)
Wi-Fi規格802.11a/b/​g/n/ac
BluetoothBluetooth 5.0
SIM規格nano-SIM(Apple SIMに対応)
eSIM

iPad mini(第5世代)の特徴

iPad mini(第5世代)の特徴についての簡単な解説です。

約3年半ぶりの新モデル

2012年から2015年まで1年毎に新モデルが発売されてきたiPad miniですが、iPad mini 4の発売から約3年半ぶりとなる待望の新モデルです。

Apple Pencil(第1世代)に対応

第5世代からiPad miniでもApple Pencilに対応しました。

第5世代で使用できるのは、第1世代のApple Pencilです。

iPad mini 4より最大3倍高速

搭載されているプロセッサは、2018年9月に発売したiPhone XS/XS Maxと同じNeural Engineを搭載したA12 Bionicチップです。

前モデルのiPad mini 4と比べて、最大3倍高速な性能を実現します。

対応バンド(4G LTE)

iPad mini(第5世代)には「Wi-Fiモデル」と「Wi-Fi+Cellularモデル」の2つのモデルがあり、「Wi-Fi+Cellularモデル」のみLTE通信が利用できます。

ドコモ、IIJ等MVNO

対応バンド周波数帯対応状況
12.0GHz
31.7GHz
19800MHz
211.5GHz
28700MGHz
423.5GHz

LTEは全国をカバーする主要周波数帯のバンド1、東名阪の高速通信バンド3、地下や郊外を担当するプラチナバンドの19に対応。

ドコモで重要なバンドである1、3、19のすべてに対応していますので、ドコモ回線で問題なく4G LTEが利用できます。

au、UQモバイル

対応バンド周波数帯対応状況
12.0GHz
111.5GHz
18800MHz
26800MHz
28700MHz
412.5GHz
423.5GHz

LTEは全国をカバーする主要周波数帯のバンド1、地下や郊外を担当するプラチナバンドの18(26)に対応。そのほか、高速通信方式であるTD-LTE(WiMAX 2+)のバンド41にも対応しています。

auで重要なバンドである1、18(26)の全てに対応しており、au回線での4G LTEの使用は問題ありません。

ソフトバンク、ワイモバイル

対応バンド周波数帯対応状況
12.0GHz
31.7GHz
8900MHz
111.5GHz
28700MHz
412.5GHz
423.5GHz

LTEは全国をカバーする主要周波数帯のバンド1、サブバンドの3、プラチナバンドの8に対応。

ソフトバンクで重要なバンドである1、3、8に全てに対応しており、ソフトバンク回線での4G LTEの使用は問題ありません。

楽天モバイル

対応バンド周波数帯対応状況
31.7GHz
18800MHz

楽天自社回線であるバンド3と、パートナー回線(au)のバンド18に対応。

iPad mini(第5世代)は楽天回線対応製品の中に入っていませんが、データ通信やテザリングの利用が可能という報告があがっています。

購入・取り扱い先

iPad mini(第5世代)ドコモ・au・ソフトバンクでキャリア版が、Apple Storeや家電量販店でSIMフリー版の購入が可能です。