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iPhone 12 miniの発売日・スペック・特徴・ベンチマークまとめ

日本で2020年11月13日発売予定「iPhone 12 mini」の価格・詳細スペック・性能・特徴・ベンチマーク・対応バンドを解説。

5.4インチ有機ELディスプレイを搭載し、A14 Bionicチップを内蔵、RAMは4GB、バッテリー容量は2,227mAhです。

iPhone 12 mini ベンチマークスコア

ベンチマークスコアとは、CPU・GPUといった端末の総合的な性能を計測する上で指標となる数値です。

※ AnTuTu/GeekBenchの2種類のスコアを掲載していますが、同じ端末であっても計測した時の状況やバージョンによってスコアに差がでる場合があります。また、実機のスコアが判明していない端末については、同じSoCを搭載した端末のスコアを参照しています。

AnTuTu(V8)

ベンチマークスコア
Total595490
CPU154170
GPU258130
MEM91586
UX91604

Geekbench 5

ベンチマークスコア
Single1594
Multi4022
Metal9295

iPhone 12 mini ベンチマーク総評

AnTuTuスコア
  • ハイエンド:45万 以上 ~
  • ミッドレンジ:20万 以上 ~ 45万 以下
  • エントリー:20万 以下

「iPhone 12 mini」はA14 Bionicチップを搭載しており、AnTuTuベンチマークスコアは59万前後で、ハイエンドクラス(2020年現在)の性能です。

通話・メール・SNS・Webサイトの閲覧・動画視聴等の通常利用に特に問題なく、3Dゲーム等の負荷のかかるアプリに関しても快適に動作するでしょう。

iPhone 12 mini 詳細スペック・性能

基本情報
名称iPhone 12 mini
メーカーApple
発売価格64GB:74,800 円
128GB:79,800 円
256GB:90,800 円
カラーブラック
グリーン
(PRODUCT)RED
ホワイト
ブルー
発売日2020年11月13日
本体仕様
ディスプレイSuper Retina XDRディスプレイ
5.4インチ(対角)オールスクリーン OLEDディスプレイ
HDRディスプレイ
2,000,000:1コントラスト比(標準)
True Toneディスプレイ
広色域ディスプレイ(P3)
触覚タッチ
最大輝度625ニト(標準)
最大輝度1,200ニト(HDR)
画面解像度2,340 x 1,080
19.5:9(アスペクト比)
画面密度476ppi
サイズH:131.5mm
W:64.2mm
D:7.4mm
重量133g
システム仕様
OSiOS
SoCA14 Bionicチップ
次世代のNeural Engine
CPUヘキサコア, 64-bit, 5 nm
GPU
RAM4GB
ROM64GB/128GB/256GB
カメラ
アウトカメラデュアル12MPカメラシステム(超広角、広角)
超広角:ƒ/2.4絞り値
広角:ƒ/1.6絞り値
ナイトモード
Deep Fusion
光学式手ぶれ補正
2倍の光学ズームアウト
最大5倍のデジタルズーム
より明るいTrue Toneフラッシュとスローシンクロ
進化したボケ効果と深度コントロールが使える ポートレートモード
6つのエフェクトを備えたポートレートライティング(自然光、スタジオ照明、輪郭強調照明、ステージ照明、ステージ照明(モノ)、ハイキー照明(モノ))
写真のスマートHDR 3
ビデオ撮影4K(24 fps、30 fps、60 fps)
1080p(30 fps、60 fps)
Dolby Vision対応HDRビデオ撮影(最大30fps)
ビデオの拡張ダイナミックレンジ(最大60fps)
ビデオの光学式手ぶれ補正
2倍の光学ズームアウト
最大3倍のデジタルズーム
オーディオズーム
QuickTakeビデオ
1080pスローモーションビデオ(120fpsまたは240fps)に対応
ナイトモードのタイムラプス
手ぶれ補正機能を使ったタイムラプスビデオ
ステレオ録音
インカメラTrueDepthカメラ
12MPの写真
ƒ/2.2絞り値
Retina Flash
写真のスマートHDR 3
進化したボケ効果と深度コントロールが使える ポートレートモード
6つのエフェクトを備えたポートレートライティング(自然光、スタジオ照明、輪郭強調照明、ステージ照明、ステージ照明(モノ)、ハイキー照明(モノ))
ビデオの拡張ダイナミックレンジ(30fps)
映画レベルのビデオ手ぶれ補正(4K、1080p、720p)
4Kビデオ撮影(24fps、30fpsまたは60fps)
Dolby Vision対応HDRビデオ撮影(最大30fps)
1080p HDビデオ撮影(30fpsまたは60fps)
1080pスローモーションビデオ(120fps)に対応
ナイトモード
Deep Fusion
QuickTakeビデオ
アニ文字とミー文字
DxOMarkスコアiPhone 12:122
充電・バッテリー
バッテリー容量2,227mAh
ビデオ再生:最大15時間
オーディオ再生:最大50時間
高速充電対応
ワイヤレス充電対応
オーディオ
オーディオ再生空間オーディオ再生
Dolby Atmosに対応
イヤホンジャック
機能・センサー
生体認証Face ID(顔認証)
センサー3軸ジャイロ
加速度センサー
近接センサー
環境光センサー
気圧計
コネクタLightning
GPSGLONASS、Galileo、QZSS、BeiDou
ネットワーク機能NFC/FeliCa
防水・防塵IP68(最大水深6メートルで最大30分間)
ネットワークと接続性
3GHSDPA 850, 900, 1,700/2,100, 1,900, 2,100
4G/LTE 1 (2100), 2 (1900), 3 (1700), 4 (1700), 5 (850), 7 (2600), 8 (900), 12 (700), 13 (700), 14 (700), 17 (700), 18 (800), 19 (800), 20 (800), 21 (1500), 25 (1900), 26 (850), 28 (700), 29 (700), 30 (2300), 32 (SDL 1500), 34 (TDD 2100), 38 (TDD 2600), 39 (TDD 1900), 40 (TDD 2300), 41 (TDD 2500), 42 (TDD 3500), 46 (TDD 5200), 48 (TDD 3600), 66 (1700/2100), 71(600)
5G n1, n2, n3, n5, n7, n8, n12, n20, n25, n28, n38, n40, n41, n66, n71, n77, n78, n79, sub-6
Wi-Fi規格802.11a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth5.0
SIM規格デュアルSIM(nano-SIMとeSIM)

iPhone 12 miniの特徴

iPhone 12 miniの特徴について、簡単な解説です。

iPhone 12 miniは、iPhone 12とサイズ違いのモデルであり、「発売日・価格・サイズ・重量・バッテリー容量」以外の基本スペックや特徴はどちらも同じとなります。

iPhone SE(第2世代)よりも小さく、軽い。

iPhone 12 miniは5.4インチディスプレイを搭載しながらも、iPhone SE(第2世代)よりも小さく、軽いです。

5Gスマートフォンの中で最も小さく(2020年10月現在)、片手で持ちやすいサイズ感となっています。

Super Retina XDRディスプレイを搭載。

iPhone 11 ProやiPhone 12 Proにも搭載されている、Super Retina XDRディスプレイを採用。

LCD(液晶)からOLED(有機EL)へと進歩し、明るさを一段と明るく、黒を一段と黒く、そして見るものすべてを一段と高い解像度で映し出します。

どんなスマートフォンのガラスよりも頑丈。

ほとんどの金属よりも硬い、ナノセラミッククリスタルをガラスに組み込んだCeramic Shieldを採用。

耐落下性能は4倍向上し、落とした時に画面が割れる可能性が低くなります。

MagSafeワイヤレス充電に対応。

背面に内蔵されたマグネットでいつでも完璧な位置にピタッと。

最大7.5WだったQiワイヤレス充電よりも高速な、最大15WのMagSafeワイヤレス充電。

5G対応、超高速通信を実現。

iPhone 12/12 mini/12 Pro/12 Pro Maxから、iPhoneシリーズで初めて5Gに対応しました。

超高速通信により、映画のダウンロードは一瞬、ビデオのストリーミングは一段と高画質となり、データの遅延も大幅に少なくなります。

なお、日本版ではSub6のみの対応となり、ミリ波には対応していません。

iPhone 12 mini 対応バンド

iPhone 12 miniの4G LTE/5G対応バンドについての解説です。

※ SIMフリー版とキャリア版では販売元ごとに対応バンドが違っていることがあり、表記の通りにならない場合があります。詳細は、各携帯事業者の公式サイトでご確認ください。

ドコモ、IIJ等MVNO

対応バンド(4G)周波数帯対応状況
12.0GHz
31.7GHz
19800MHz
211.5GHz
28700MGHz
423.5GHz
対応バンド(5G)周波数帯対応状況
n783.5GHz
n794.7GHz
n25728GHz

4G LTEは全国をカバーする主要周波数帯のバンド1、東名阪の高速通信バンド3、地下や郊外を担当するプラチナバンドの19に対応。

ドコモで重要な4Gバンドである1、3、19のすべてに対応しており、5Gバンドはsub6にのみ対応しています。

au、UQモバイル

対応バンド(4G)周波数帯対応状況
12.0GHz
111.5GHz
18800MHz
26800MHz
28700MHz
412.5GHz
423.5GHz
対応バンド(5G)周波数帯対応状況
n773.7GHz
n783.5GHz
n25728GHz

4G LTEは全国をカバーする主要周波数帯のバンド1、地下や郊外を担当するプラチナバンドの18に対応。そのほか、高速通信方式であるTD-LTE(WiMAX 2+)のバンド41にも対応しています。

auで重要な4Gバンドである1、18に対応しており、5Gバンドはsub6にのみ対応しています。

Apple Store等で購入したSIMフリー版iPhone 12 miniをauで利用する際には、SIMカードの交換が必要となる場合がありますので、詳しくはauショップ及び窓口へお問い合わせください。

ソフトバンク、ワイモバイル

対応バンド(4G)周波数帯対応状況
12.0GHz
31.7GHz
8900MHz
111.5GHz
28700MHz
412.5GHz
423.5GHz
対応バンド(5G)周波数帯対応状況
n773.7GHz
n25728GHz

4G LTEは全国をカバーする主要周波数帯のバンド1、サブバンドの3、プラチナバンドの8に対応。

ソフトバンクで重要な4Gバンドである1、3、8に全てに対応しており、5Gバンドはsub6にのみ対応しています。

楽天モバイル

対応バンド(4G)周波数帯対応状況
31.7GHz
18800MHz
対応バンド(5G)周波数帯対応状況
n773.7GHz
n25728GHz

4G LTEは楽天自社回線であるバンド3と、パートナー回線(au)のバンド18に対応、5Gはsub6にのみ対応。

バンドは対応していますが、楽天回線対応端末以外は通信接続できない場合がありますので、事前に公式サイトで確認することを推奨します。

購入・取り扱い先

iPhone 12 miniは、以下の事業者および販売店で取り扱われています。

取扱事業者
  • Apple Store
  • ドコモ
  • au
  • ソフトバンク

そのほか、家電量販店での販売が予定されています。