Galaxy S20+ 5Gが、海外では2020年3月6日に、日本では2020年6月4日に発売しました。
Galaxy S20+ 5Gは、Galaxy S20 5GおよびGalaxy S20 Ultra 5Gの中位モデルです。
6.7インチディスプレイを搭載し、Snapdragon 865を内蔵、メモリは12GB、バッテリー容量は4,500mAhとなります。
Galaxy S20+ 5G ベンチマークスコア
ベンチマークスコアとは、CPU・GPUといった端末の総合的な性能を計測する上で指標となる数値です。
※ AnTuTu/GeekBenchの2種類のスコアを掲載していますが、同じ端末であっても計測した時の状況やバージョンによってスコアに差がでる場合があります。また、実機のスコアが判明していない端末については、同じSoCを搭載した端末のスコアを参照しています。
AnTuTu(V8)
ベンチマークスコア | |
---|---|
Total | 539184 |
CPU | 162280 |
GPU | 216328 |
MEM | 76930 |
UX | 83640 |
Geekbench 5
ベンチマークスコア | |
---|---|
Single | 811 |
Multi | 3095 |
Galaxy S20+ 5G ベンチマーク総評
- ハイエンド:45万 以上 ~
- ミッドレンジ:20万 以上 ~ 45万 以下
- エントリー:20万 以下
国内で販売されている「Galaxy S20+ 5G」はSnapdragon 865を搭載しており、ベンチマークスコア自体は別モデルである「Galaxy S20 5G」「Galaxy S20 Ultra 5G」とそこまで大きな違いはなく、「iPhone 11 Pro」と同等程度のスコアです。
2020年発売時点では、通話・メール・SNS・Webサイトの閲覧・動画視聴等の利用に特に問題はなく、ゲームアプリに関しても殆どが快適に動かせるでしょう。
Galaxy S20+ 5G 詳細スペック・性能
基本情報 | |
---|---|
名称 | Galaxy S20+ 5G |
メーカー | Samsung |
発売価格 | 128GB:114,840 円(ドコモ) 128GB:133,280 円(au) |
カラー | コスミック グレー クラウド ブルー コスミック ブラック(海外版) オーラ ブルー(海外版) |
発売日 | 海外:2020年3月6日 国内(au):2020年6月4日 国内(ドコモ):2020年6月18日 |
本体仕様 | |
ディスプレイ | 約6.7インチ Dynamic AMOLED 2X Infinity-O ディスプレイ HDR10+ 120hzディスプレイ アイケアディスプレイ |
画面解像度 | 3,200 × 1,440(Quad HD+) 20:9(アスペクト比) |
画面密度 | 525ppi |
サイズ | H:161.9mm W:73.7mm D:7.8mm |
重量 | 約186g |
システム仕様 | |
OS | Android™ 10 |
UI | ONE UI 2 |
SoC | Qualcomm® Snapdragon™ 865 5G Mobile Platform(オクタコア 最大2.8GHz) 海外版はExynos 990の場合もあり |
ストレージ容量 | 128GB |
RAM | 12GB |
カメラ | |
アウトカメラ | 4台のカメラ ① 12MP 超広角カメラ ピクセルサイズ:1.4μm 視野角:約120˚ F値(絞り):F2.2 ② 12MP 広角カメラ スーパースピードデュアルピクセル AF OIS ピクセルサイズ:1.8μm 視野角:約79˚ F値(絞り):F1.8 ③ 64MP 望遠カメラ ピクセルサイズ:0.8μm 視野角:約76˚ F値(絞り):F2.0 ④ 深度測位カメラ スペースズーム:ハイブリッド光学ズーム 3倍、超解像度ズーム(最大30倍) OIS (Optical Image Stabilization/光学手ブレ補正機能) トラッキングAF |
インカメラ | 10MP セルフィーカメラ デュアルピクセルAF ピクセルサイズ:1.22µm 視野角:80° F値(絞り):F2.2 |
ビデオ撮影 | 8Kビデオ撮影 24fps (7680×4320) 4Kビデオ撮影 60fps(3840×2160) 1080p FHD ビデオ撮影 60fps(1920S20 5G080) 720p HD ビデオ撮影 30fps (1280×720) |
DxOMarkスコア | 118 |
充電・バッテリー | |
バッテリー容量 | 4,500mAh(Typical) |
急速充電 | 対応 |
ワイヤレス充電 | 対応 |
機能・センサー | |
生体認証 | 顔認証/画面内指紋認証 |
センサー | 超音波指紋センサー 加速度計 ジャイロセンサー 気圧計 地磁気センサー 近接センサー RGB光センサー |
コネクタ | USB Type-C |
イヤホンジャック | – |
GPS | 搭載 |
ネットワーク機能 | NFC FeliCa(国内版) |
防水・防塵 | IP68(最大1.5メートルの水深で最大30分の耐性を保持) |
ネットワークと接続性 | |
3G | HSDPA 850 / 900 / 1700 / 1900 / 2100 |
4G/LTE |
SM-G986U(US版):1 (2100) / 2 (1900) / 3 (1800) / 4 (1700/2100 AWS) / 5 (850) / 7 (2600) / 8 (900) / 12 (700) / 13 (700) / 14 (700) / 18 (800) / 19 (800) / 20 (800) / 25 (1900) / 26 (850) / 28 (700) / 29 (700) / 30 (2300) / 38 (TDD 2600) / 39 (TDD 1900) / 40 (TDD 2300) / 41 (TDD 2500) / 46 (TDD 5200) / 48 (3600) / 66 (1700/2100) / 71 (600) |
5G |
SM-G986U(US版):n2 / n5 / n41 / n66 / n71 / n260 / n261; SA, NSA, Sub-6 |
Wi-Fi規格 | 802.11 a/b/g/n/ac/ax, 2.4GHz/5GHz, HE80, MIMO, 最大1.2Gbpsの速度 |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
SIM規格 | シングルSIMモデル:NanoSIM + MicroSDスロット デュアルSIMモデル:NanoSIM × 2(片方はMicroSD共用) |
Galaxy S20+ 5Gの特徴
2020年発売モデル「Galaxy S20+ 5G」の特徴についての簡単な解説です。
「Galaxy S20+ 5G」は、「Galaxy S20 5G」および「Galaxy S20 Ultra 5G」の中位モデルです。
4つのカメラを搭載
Galaxy S20+ 5Gには、12MP超広角・12MP広角・64MP望遠カメラに加え、深度測位カメラが搭載されています。
64MP高解像度カメラは、画像を切り取るときにも鮮明度が変わらない、より鮮やかな高解像度を実現します。
最大30倍の超解像度ズーム
Galaxy S20+ 5Gの高度なズームは、3倍のハイブリッド光学ズームから始まり最大30倍の超高解像度ズームが可能です。
ハイブリッド光学ズームがAIによって強化された超解像度ズームに連結されるため、これまでになかったようなクローズアップ撮影ができます。
ダイナミック有機EL 2Xディスプレイ
ベゼルがさらに薄くなり、ノッチはありません。極小のカメラホールだけです。
HDR10+認定されたInfinity-O Displayは、手のひらに広がるような大型の没入型ディスプレイです。
途切れることのない、長持ちするバッテリー
Galaxy S20+ 5Gには4,500mAhのバッテリーが搭載されており、さらに、スマートフォンの使用習慣に合わせて電力を節約し、一回の充電でのバッテリー持ち時間を長くするインテリジェントバッテリーも搭載しています。
5Gに対応
Galaxy S20+ 5Gは5Gモデムが組み込まれているため、高速でアップロードおよびダウンロードができます。
5Gは4Gと比較して、最大で20倍ほど通信速度が速くなり、4Gでは時間のかかった動画のダウンロードも5Gなら数秒でダウンロードすることができます。
Galaxy S20+ 5G 対応バンド
Galaxy S20+ 5Gの対応バンドについての解説です。
※ 海外版、国内版で対応バンドが違っており、表記の通りにならない場合があります。
ドコモ、IIJ等MVNO
対応バンド(4G) | 周波数帯 | 対応状況 |
---|---|---|
1 | 2.0GHz | ○ |
3 | 1.7GHz | ○ |
19 | 800MHz | ○ |
21 | 1.5GHz | – |
28 | 700MGHz | 〇 |
42 | 3.5GHz | – |
LTEは全国をカバーする主要周波数帯のバンド1、東名阪の高速通信バンド3、地下や郊外を担当するプラチナバンドの19に対応。
さらに、ドコモ販売端末(SC-52A)であれば、バンド21、42にも対応しています。
ドコモで重要なバンドである1、3、19のすべてに対応していますので、ドコモ回線で問題なく4G LTEが利用できます。
au、UQモバイル
対応バンド(4G) | 周波数帯 | 対応状況 |
---|---|---|
1 | 2.0GHz | ○ |
11 | 1.5GHz | – |
18 | 800MHz | ○ |
26 | 800MHz | ○ |
28 | 700MHz | – |
41 | 2.5GHz | ○ |
42 | 3.5GHz | – |
LTEは全国をカバーする主要周波数帯のバンド1、地下や郊外を担当するプラチナバンドの18(26)に対応。そのほか、高速通信方式であるTD-LTE(WiMAX 2+)のバンド41にも対応しています。
auで重要なバンドである1、18(26)の全てに対応しており、au回線での4G LTEの使用は問題ありません。
auの場合、相互接続性が確認されていない端末ではVoLTEが繋がらないことがありますので、事前に確認することを推奨します。
ソフトバンク、ワイモバイル
対応バンド(4G) | 周波数帯 | 対応状況 |
---|---|---|
1 | 2.0GHz | ○ |
3 | 1.7GHz | ○ |
8 | 900MHz | ○ |
11 | 1.5GHz | – |
28 | 700MHz | 〇 |
41 | 2.5GHz | ○ |
42 | 3.5GHz | – |
LTEは全国をカバーする主要周波数帯のバンド1、サブバンドの3、プラチナバンドの8に対応。
ソフトバンクで重要なバンドである1、3、8に全てに対応しており、ソフトバンク回線での4G LTEの使用は問題ありません。
なお、ソフトバンクのAndroid SIMは、SIMと端末が紐づけられており、対応していない端末ではUSIMカードの交換が必要となります。
楽天モバイル
対応バンド(4G) | 周波数帯 | 対応状況 |
---|---|---|
3 | 1.7GHz | ○ |
18 | 800MHz | ○ |
楽天自社回線であるバンド3と、パートナー回線(au)のバンド18に対応。
楽天モバイルではバンドが対応している場合でも、楽天回線対応端末でなければ回線を利用することができませんので、事前に確認することを推奨します。
購入・取り扱い先
国内版のGalaxy S20+ 5Gは、2020年6月4日からauで、2020年6月18日からドコモで購入できます。