Xperia 1 IIが、2020年5月22日にauから発売しました。
ドコモ版は2020年6月18日、SIMフリー版は2020年10月30日に発売となります。
6.5インチ有機ELディスプレイを搭載し、Snapdragon 865を内蔵、メモリは8/12GB、バッテリー容量は4,000mAhです。
Xperia 1 II ベンチマークスコア
ベンチマークスコアとは、CPU・GPUといった端末の総合的な性能を計測する上で指標となる数値です。
※ AnTuTu/GeekBenchの2種類のスコアを掲載していますが、同じ端末であっても計測した時の状況やバージョンによってスコアに差がでる場合があります。また、実機のスコアが判明していない端末については、同じSoCを搭載した端末のスコアを参照しています。
AnTuTu(V8)
ベンチマークスコア | |
---|---|
Total | 538864 |
CPU | 173824 |
GPU | 206132 |
MEM | 84082 |
UX | 74825 |
Geekbench 5
ベンチマークスコア | |
---|---|
Single | 890 |
Multi | 3220 |
Xperia 1 II ベンチマーク総評
- ハイエンド:45万 以上 ~
- ミッドレンジ:20万 以上 ~ 45万 以下
- エントリー:20万 以下
「Xperia 1 II」はSnapdragon 865を搭載しており、ベンチマークスコアはハイエンドクラス(2020年時点)で、性能が近い端末は「Galaxy S20」シリーズや「iPhone 11 Pro」あたりです。
2020年発売時点では、通話・メール・SNS・Webサイトの閲覧・動画視聴等の利用に特に問題はなく、ゲームアプリに関しても殆どが快適に動かせるでしょう。
Xperia 1 II 詳細スペック・性能
基本情報 | |
---|---|
名称 | Xperia 1 II |
メーカー | Sony |
発売価格 | 124,000 円 |
カラー | フロストブラック ホワイト パープル |
発売日 | 2020年5月22日(SOG01) 2020年6月18日(SO-51A) 2020年10月30日(XQ-AT42) |
本体仕様 | |
ディスプレイ | 約6.5インチ 有機EL シネマワイド ディスプレイ HDR対応 |
画面解像度 | 3,840×1,644(4K) 21:9(アスペクト比) |
画面密度 | 643ppi |
サイズ | H:166.0mm W:72.0mm D:7.9mm |
重量 | 約181g |
システム仕様 | |
OS | Android™ 10 |
SoC | Qualcomm®Snapdragon™865 5G Mobile Platform |
CPU | オクタコア 2.8GHz, Kryo 585, 64-bit, 7 nm |
GPU | Adreno 650 |
RAM | 8 GB(SOG01/SO-51A) 12 GB(XQ-AT42) |
ROM | 128 GB(SOG01/SO-51A) 256GB(XQ-AT42) microSD/microSDHC/microSDXC(最大1TB) |
カメラ | |
アウトカメラ | ①12.2MP 標準(広角)カメラ 焦点距離:24mm F値(絞り):F1.7 デュアルフォトダイオード ハイブリッド手ブレ補正(光学式+電子式) ②12.2MP 望遠カメラ 焦点距離:70mm F値(絞り):F2.4 ハイブリッド手ブレ補正(光学式+電子式) ③12.2MP 超広角カメラ 焦点距離:16mm F値(絞り):F2.2 デュアルフォトダイオード 3D iToFセンサー |
インカメラ | 8MP カメラ F値(絞り):F2.0 |
ビデオ撮影 | 3840×2160 60 fps (4K UHD) 1920×1080 120 fps (Full HD) 1280×720 (HD) |
DxOMarkスコア | – |
充電・バッテリー | |
バッテリー容量 | 4,000mAh |
急速充電 | 対応 |
ワイヤレス充電 | 対応 |
機能・センサー | |
生体認証 | 指紋認証(側面電源ボタン) |
センサー | 加速度計 ジャイロセンサ 気圧計 近接センサ コンパス 歩数計 |
コネクタ | USB Type-C |
イヤホンジャック | 搭載 |
GPS | 搭載 |
ネットワーク機能 | NFC/FeliCa(おサイフケータイ) |
防水・防塵 | 防水(IPX5/IPX8)、防塵(IP6X) |
ネットワークと接続性 | |
3G | HSDPA 800 / 850 / 900 / 2100 |
4G/LTE | 1 (2100) / 3 (1800) / 4 (1700/2100 AWS) / 5 (850) / 7 (2600) / 8 (900) / 12 (700) / 13 (700) / 17 (700) / 18 (800) / 19 (800) / 21 (1500) / 26 (850) / 28 (700) / 38 (TDD 2600) / 39 (TDD 1900) / 40 (TDD 2300) / 41 (TDD 2500) / 42 (TDD 3500) |
5G | n77 / n78 / n79 |
Wi-Fi規格 | 802.11a/b/g/n/ac/ax |
Bluetooth | Bluetooth 5.1 |
SIM規格 | デュアルSIM(Nano SIM) |
Xperia 1 IIの特徴
2020年発売モデル「Xperia 1 II」の特徴についての簡単な解説です。
キャリア版とSIMフリーモデルでは、RAM・ROMの容量が異なっています。
一瞬をとらえるスピードと多彩な描写力
被写体の質感までを忠実に再現するZEISS Lensを採用した、トリプルレンズカメラを搭載し、「3D iToFセンサー」の新搭載により、高速で正確なAFを実現した革新のカメラシステムです。
シーンに合わせて、3つのレンズを自在に切り替え。瞳AFや世界初最高20コマ/秒のAF/AE追従高速連写など、α™で培った技術によって、さまざまな被写体を高精度にとらえて美しく描き出します。
映画のような迫力、極上の映像美
映画とほぼ同じ比率の21:9シネマワイド(TM)ディスプレイを搭載し、21:9の動画視聴時に上下に黒帯が入りません。
ブラビア(R)の技術によって高精細、広色域、高コントラストを極めた映像を、画面いっぱいに堪能できます。
ソニーだから実現する、本格オーディオ体験
音楽CDの約3~6倍の情報量を誇るハイレゾを再生できます。
ワイヤレスでも多くの情報量を伝送できるLDACに対応しており、伝送しても音の劣化が少ない高音質を楽しめます。
さらに、圧縮音源(MP3、AACなど)をハイレゾ相当の高解像度音源に変換する「DSEE Ultimate」を新たに搭載し、圧縮により失われた音をよりハイレゾに近い高音質で聴くことができます。
2つのアプリをマルチ操作
約6.5インチ、21:9の縦長ディスプレイの特徴をいかしたマルチウィンドウが進化し、操作性が向上しました。
2つのショッピングサイトを見比べたり、ニュースを見ながら気になる情報を検索したりと、様々な使い方ができます。
※ アプリの仕様により、非対応の場合があります。
大容量、一度の充電で長く使える
Xperia史上最大容量の4,000mAhバッテリーを搭載し、急速充電やワイヤレス充電にも対応しています。
また、「STAMINAモード」をONにすると、消費電力の少ないダークテーマが有効になり、バッテリーの残量や使用状況に応じて、節電レベル(電池持ち優先/バランス)を選択できます。
Xperia 1 II 対応バンド
Xperia 1 II(SIMフリー版/XQ-AT42)の対応バンドについての解説です。
※ キャリア版とSIMフリー版では、対応バンドが違っており、表記の通りにならない場合があります。
ドコモ、IIJ等MVNO
対応バンド(4G) | 周波数帯 | 対応状況 |
---|---|---|
1 | 2.0GHz | ○ |
3 | 1.7GHz | ○ |
19 | 800MHz | ○ |
21 | 1.5GHz | ○ |
28 | 700MGHz | 〇 |
42 | 3.5GHz | ○ |
LTEは全国をカバーする主要周波数帯のバンド1、東名阪の高速通信バンド3、地下や郊外を担当するプラチナバンドの19に対応。
ドコモで重要なバンドである1、3、19のすべてに対応していますので、ドコモ回線で問題なく4G LTEが利用できます。
au、UQモバイル
対応バンド(4G) | 周波数帯 | 対応状況 |
---|---|---|
1 | 2.0GHz | ○ |
11 | 1.5GHz | – |
18 | 800MHz | ○ |
26 | 800MHz | ○ |
28 | 700MHz | ○ |
41 | 2.5GHz | ○ |
42 | 3.5GHz | ○ |
LTEは全国をカバーする主要周波数帯のバンド1、地下や郊外を担当するプラチナバンドの18(26)に対応。そのほか、高速通信方式であるTD-LTE(WiMAX 2+)のバンド41にも対応しています。
auで重要なバンドである1、18(26)の全てに対応しており、au回線での4G LTEの使用は問題ありません。
auの場合、相互接続性が確認されていない端末ではVoLTEが繋がらないことがありますので、事前に確認することを推奨します。
ソフトバンク、ワイモバイル
対応バンド(4G) | 周波数帯 | 対応状況 |
---|---|---|
1 | 2.0GHz | ○ |
3 | 1.7GHz | ○ |
8 | 900MHz | ○ |
11 | 1.5GHz | – |
28 | 700MHz | 〇 |
41 | 2.5GHz | ○ |
42 | 3.5GHz | ○ |
LTEは全国をカバーする主要周波数帯のバンド1、サブバンドの3、プラチナバンドの8に対応。
ソフトバンクで重要なバンドである1、3、8に全てに対応しており、ソフトバンク回線での4G LTEの使用は問題ありません。
なお、ソフトバンクのAndroid SIMは、SIMと端末が紐づけられており、対応していない端末ではUSIMカードの交換が必要となります。
楽天モバイル
対応バンド(4G) | 周波数帯 | 対応状況 |
---|---|---|
3 | 1.7GHz | ○ |
18 | 800MHz | ○ |
楽天自社回線であるバンド3と、パートナー回線(au)のバンド18に対応。
楽天モバイルではバンドが対応している場合でも、楽天回線対応端末でなければ回線を利用することができませんので、事前に確認することを推奨します。
購入・取り扱い先
Xperia 1 IIは、2020年5月22日からau、2020年6月18日からドコモでキャリア版が、2020年10月30日からソニーストアおよび一部の量販店でSIMフリー版の購入が可能です。