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Xperia 10 IIの発売日・性能・特徴・ベンチマークまとめ

Xperia 10 IIが、2020年5月29日にY!mobileから発売しました。

Xperia 10 IIは、Xperia 1 IIのミッドレンジモデルとなります。

6.0インチ有機ELディスプレイを搭載し、Snapdragon 665を内蔵、メモリは4GB、バッテリー容量は3,600mAhです。

Xperia 10 II ベンチマークスコア

ベンチマークスコアとは、CPU・GPUといった端末の総合的な性能を計測する上で指標となる数値です。

※ AnTuTu/GeekBenchの2種類のスコアを掲載していますが、同じ端末であっても計測した時の状況やバージョンによってスコアに差がでる場合があります。また、実機のスコアが判明していない端末については、同じSoCを搭載した端末のスコアを参照しています。

AnTuTu(V8)

ベンチマークスコア
Total175814
CPU35010
GPU37963
MEM31866
UX74825

Geekbench 5

ベンチマークスコア
Single306
Multi1296

Xperia 10 II ベンチマーク総評

AnTuTuスコア
  • ハイエンド:45万 以上 ~
  • ミッドレンジ:20万 以上 ~ 45万 以下
  • エントリー:20万 以下

「Xperia 10 II」はSnapdragon 665を搭載しており、ベンチマークスコアはエントリークラス(2020年時点)です。

発売時点では、通話・メール・SNS・Webサイトの閲覧・動画視聴等の利用に特に問題はありませんが、CPU/GPUの性能があまり高くないので、3Dゲームのような負荷のかかるアプリの利用には向いていません。

Xperia 10 II 詳細スペック・性能

基本情報
名称Xperia 10 II
メーカーSony
発売価格41,976 円(ドコモ)
49,990 円(au)
54,000 円(Y!mobile)
カラーブラック
ホワイト
ミント
ブルー
発売日2020年5月29日(Y!mobile)
2020年6月4日(au)
2020年6月25日(ドコモ)
本体仕様
ディスプレイ約6.0インチ
有機EL トリルミナスディスプレイ for mobile
画面解像度2,520×1,080(FHD+)
21:9(アスペクト比)
画面密度457ppi
サイズH:157.0mm
W:69.0mm
D:8.2mm
重量約151g
システム仕様
OSAndroid™ 10
SoCQualcomm® Snapdragon™ 665
CPUオクタコア, 2.0 GHz, Kryo 260, 64-bit, 11 nm
GPUAdreno 610
RAM4GB
ROM64GB
microSD/microSDHC/microSDXC(最大1TB)
カメラ
アウトカメラ①12MP 標準(広角)カメラ
焦点距離:26mm
F値(絞り):F2.0

②8MP 望遠カメラ
焦点距離:52mm
F値(絞り):F2.4

③8MP 超広角カメラ
焦点距離:16mm
F値(絞り):F2.2
インカメラ8MP カメラ
F値(絞り):F2.0
ビデオ撮影3,840×2,160 30 fps (4K UHD)
1,920×1,080 (Full HD)
1,280×720 (HD)
DxOMarkスコア
充電・バッテリー
バッテリー容量3,600mAh
急速充電
ワイヤレス充電
機能・センサー
生体認証指紋認証(側面電源ボタン)
センサー加速度センサ
近接センサ
ジャイロ
コンパス
コネクタUSB Type-C
イヤホンジャック搭載
GPS搭載
ネットワーク機能NFC/FeliCa(おサイフケータイ)
防水・防塵防水(IPX5/IPX8)、防塵(IP6X)
ネットワークと接続性
3GHSDPA 850 / 900 / 1700(AWS) / 2100
4G/LTE 1 (2100) / 3 (1800) / 4 (1700/2100 AWS) / 5 (850) / 7 (2600) / 8 (900) / 12 (700) / 20 (800) / 28 (700) / 38 (TDD 2600) / 39 (TDD 1900) / 40 (TDD 2300) / 41 (TDD 2500)
5G
Wi-Fi規格802.11a/b/g/n/ac
BluetoothBluetooth 5.0
SIM規格デュアルSIM(Nano SIM)

Xperia 10 IIの特徴

2020年発売モデル「Xperia 10 II」の特徴についての簡単な解説です。

「Xperia 10 II」は「Xperia 1 II」のミッドレンジモデルとなります。

ミッドレンジXperia初、有機ELディスプレイ。

ミッドレンジXperia初となる有機ELディスプレイを搭載。

映画と同じ比率の21:9ワイドディスプレイで、色彩豊かな表現力で引き込まれるような映像美を実現。

3つのカメラで、思いのままに撮影する。

広い画角でダイナミックな表現ができる「超広角」、繊細なディテールを撮影できる「標準」、望遠鏡のように遠くを写し被写体の表情に寄って撮れる「望遠」の3つのレンズを搭載。

「プレミアムおまかせオート」や「ナイトモード」といった、カメラメーカーならではの画作りで、かんたん、きれいに撮影。

ソニーだから実現する、高音質。

音楽CDの約3~6倍の情報量を誇るハイレゾを再生できます。

ワイヤレスでも多くの情報量を伝送できるLDACに対応しており、伝送しても音の劣化が少ない高音質を楽しめます。

さらに、圧縮音源(MP3、AACなど)をハイレゾ相当の高解像度音源に変換する「DSEE HX」により、高音域をクリアに表現します。

2つのアプリをマルチ操作。

21:9の縦長ディスプレイの特徴を活かして、2つのアプリの同時操作が快適にできます。

2つのショッピングサイトを見比べたり、ニュースを見ながら気になる情報を検索したりと、様々な使い方が可能です。

※ アプリの仕様により、非対応の場合があります。

大容量バッテリーと、豊富な機能。

3,600mAhの大容量バッテリーを搭載。

「STAMINAモード」によって節電レベルを選択したり、Xperia独自の充電最適化技術と「いたわり充電」により、充電時のバッテリーへの負荷を軽減し、2年使っても劣化しにくい、バッテリーの長寿命化を実現。

Xperia 10 II 対応バンド

Xperia 10 II(Y!mobile版)の対応バンドについての解説です。

※ 各キャリアで販売している端末によって、対応バンドが異なる場合があります。

ドコモ、IIJ等MVNO

対応バンド(4G)周波数帯対応状況
12.0GHz
31.7GHz
19800MHz
211.5GHz
28700MGHz
423.5GHz

LTEは全国をカバーする主要周波数帯のバンド1、東名阪の高速通信バンド3に対応。

ドコモで重要なバンドである1、3、19のうち、地下や郊外を担当するプラチナバンドの19に対応していませんが、ドコモ版(SO-41A)であれば対応しています。

ドコモ回線で利用する場合は、ドコモ版(SO-41A)でのご利用を推奨します。

au、UQモバイル

対応バンド(4G)周波数帯対応状況
12.0GHz
111.5GHz
18800MHz
26800MHz
28700MHz
412.5GHz
423.5GHz

LTEは全国をカバーする主要周波数帯のバンド1に対応。そのほか、高速通信方式であるTD-LTE(WiMAX 2+)のバンド41にも対応しています。

auで重要なバンドである1、18(26)のうち、1のみ対応していますが、au版(SOV43)であれば18(26)にも対応しています。

auの場合、相互接続性が確認されていない端末ではVoLTEが繋がらないことがありますので、事前に確認することを推奨します。

ソフトバンク、ワイモバイル

対応バンド(4G)周波数帯対応状況
12.0GHz
31.7GHz
8900MHz
111.5GHz
28700MHz
412.5GHz
423.5GHz

LTEは全国をカバーする主要周波数帯のバンド1、サブバンドの3、プラチナバンドの8に対応。

ソフトバンクで重要なバンドである1、3、8に全てに対応しており、ソフトバンク回線での4G LTEの使用は問題ありません。

なお、ソフトバンクのAndroid SIMは、SIMと端末が紐づけられており、対応していない端末ではUSIMカードの交換が必要となります。

楽天モバイル

対応バンド(4G)周波数帯対応状況
31.7GHz
18800MHz

楽天自社回線であるバンド3に対応していますが、パートナー回線(au)のバンド18には対応していません。

au版(SOV43)であればバンド18にも対応していますが、楽天モバイルではバンドが対応している場合でも、楽天回線対応端末でなければ回線を利用することができないことがありますので、事前に確認することを推奨します。

購入・取り扱い先

Xperia 10 IIは、2020年5月29日からY!mobile、2020年6月4日からau、2020年6月25日からドコモでキャリア版の購入が可能です。